金の価格上昇要因
金ETFの値動きを考えるときには原資産であるコモディティとしての金の価格推移を考えるべきでしょう。金というと日常生活では装飾品をイメージする人も多いと思います。貴金属の代表が金だといえるでしょう。ですから金には装飾品としての需要があって、これが金価格の上昇圧力になっていると考えられます。特に最近では新興国の生活水準が上昇してきた事によって富裕層が増え、そのために金の需要が増えてきて金価格が上昇しているとも言われているのです。特に中国やインドでは装飾品としての金の人気は非常に根強く、またこれらの地域では経済発展が著しいために装飾品としての金の需要が非常に高くなってきているといえるでしょう。金の性質としてもうひとつ考えておきたいこととしては資産の避難先だという事です。現在ではアメリカ政府の政策によって量的緩和がなされていますからドルは弱くなり、またユーロも弱くなっているといえるでしょう。そして円はというと介入が繰り返されてやはり価値を低下しつつあります。このような中で資産を守るための物として金に投資をする投資家が増えてきているそうです。金は資産の避難先というのはこのような事を指すといえるでしょう。世界的な経済の失速によって投資資金は行き場を失って金に集中していると言えるでしょう。金ははるか昔から通貨として使われてきた実績があり、そのために色々な通貨が不安定になってきたときには通貨の代替物として変われる傾向もあるのです。