銀は工業材料
銀ETFを考える上ではETFの原資産である銀の価格変動要因を考えるのが良いでしょう。銀は金と同じように装飾品としての需要も大きいといえるでしょう。ですから世界的な人口増加や新興国諸国の経済発展によって装飾品としての銀の需要は増え、これが価格上昇要因の一つとなっているのです。しかしながら銀は金ほど買われていないと考えられます。この理由としては銀の需要にあると言えるでしょう。金は通貨の代替としての役目がありますからいつの時代も変われる可能性はあるのです。銀も通貨として流通した時期がありますが、基本的には通貨としての需要よりも工業製品の材料としての需要が大きいといえるでしょう。この点が金とは大きく異なる点だといえるでしょう。銀に工業材料としての需要があるという事ですから景気が回復して工業製品の生産が盛んになると銀が買われる可能性は高いといえるでしょう。景気が後退が上昇圧力となる金と比べると、銀は対照的だといえるのではないでしょうか。銀の工業需要としては電気製品や化学触媒などがあります。最近になって銀の価格が上昇し始めた要因としてはリスクマネーの流入も考えられるでしょう。ポートフォリオ理論によって資産を分散すればリスクが小さくなるという事を誰もが知るようになって来ましたが、株式や債券だけでなくコモディティへも分散投資をする事が増えてきました。金価格とは異なる動きをするという事も分散投資としては魅力的だと考えられるのです。